ロケッツ3連勝でストップ ハーデン今季18回目のトリプルダブル

[ 2017年3月18日 15:16 ]

ペリカンズ戦で今季18回目のトリプルダブルを達成したロケッツのジェームズ・ハーデン(AP)
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 NBAは17日に各地で8試合を行い、ロケッツのジェームズ・ハーデン(27歳)が敵地ニューオーリンズで行われたペリカンズ戦で41得点、14リバウンド、11アシストをマーク。3試合連続、今季18回目のトリプルダブルを達成した。40得点以上でのトリプルダブルは今季6回目でこれはリーグ史上最多。しかし試合は112―120(前半50―68)で敗れた。西地区全体3位のロケッツの連勝は3で止まって47勝22敗。2位スパーズとのゲーム差は6に広がった。

 ペリカンズは28勝41敗。キングスから移籍してきたセンターのディマーカス・カズンズ(26歳)は左膝を痛めて欠場したが、フォワードのソロモン・ヒル(25歳)が6本の3点シュートなどで自己最多の30得点をマーク。アンソニー・デービス(24歳)も24得点と15リバウンドを稼いでチームを引っ張った。カズンズはペリカンズで出場した試合では3勝7敗。欠場した試合は2戦2勝となった。

 東地区全体8位のヒートは地元マイアミでティンバーウルブスを123―105(前半64―49)で退けて34勝35敗。ここ28戦で23勝目を挙げ、最大19(11勝30敗)あった“借金”はついに1にまで減少した。

 センターのハッサン・ホワイトサイド(27歳)が23得点と14リバウンド、ガードのゴラン・ドラギッチ(30歳)は19得点と10アシストをマーク。快進撃の立役者の1人でもあるディオン・ウェイタース(25歳)が第2Qに右足首を痛めてダウンするというアクシデントに見舞われたが、ベンチから出たタイラー・ジョンソン(24歳)が23得点、ジェームズ・ジョンソン(30歳)が17得点を記録してその穴を埋めた。

 ティンバーウルブスは28勝40敗。カールアンソニー・タウンズ(21歳)が31得点、アンドリュー・ウィギンス(22歳)が26得点を挙げたがチームは連敗を喫した。

 東地区全体2位のセルティクスは敵地ブルックリンでネッツに98―95(前半45―37)で競り勝って44勝25敗。試合がなかった1位キャバリアーズとのゲーム差は2となった。

 15日のティンバーウルブス戦で右膝を打撲したガードのアイゼイア・トーマス(28歳)は欠場。しかしジェイ・クラウダー(26歳)が24得点、12リバウンド、エイブリー・ブラドリー(26歳)が16得点を稼いで接戦をものにした。

 ネッツは13勝55敗。センターのブルック・ロペス(28歳)が23得点を記録したが、今季初の連勝を逃した。

 東地区全体3位のウィザーズは地元ワシントンDCでブルズを112―107(前半59―40)で下して42勝26敗。今季14・1得点を挙げていた先発フォワードのマーキーフ・モリス(27歳)は体調を崩して欠場したが、ジョン・ウォール(26歳)が14得点と自己最多の20アシスト、ブラドリー・ビール(23歳)が24得点をマークするなど両ガードが奮闘して逃げ切った。

 右ひじを痛めたドウェイン・ウェイド(35歳)の今季の出場が絶望となったブルズは32勝37敗。最大19点差を土壇場で3点差にまで縮めたが、残り3・9秒、この日28得点をマークしたジミー・バトラー(27歳)が狙った3点シュートは失敗した。

 <その他の結果>

76ers(25勝43敗)116―74マーベリクス(29勝39敗)、ラプターズ(40勝29敗)87―75ピストンズ(33勝36敗)、マジック(25勝45敗)109―103サンズ(22勝47敗)、バックス(34勝34敗)103―100レイカーズ(20勝49敗)

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