平野美宇は1次リーグ敗退 右肩痛影響「思ったよりいい試合できた」

[ 2017年3月4日 14:30 ]

平野美宇
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 卓球のジャパン・トップ12大会が4日、東京・代々木第2体育館で行われ、1月の全日本選手権女子シングルスを史上最年少で制した平野美宇(16=エリートアカデミー)は、右肩痛の影響もあって1次リーグで敗退した。

 1次リーグの1試合目は勝利したものの、伊藤美誠(16=スターツ)と対戦した2試合目は1―3で敗れ、準決勝に進めず。全日本前から抱えていた右肩痛が先週のカタール・オープンで再発した。「負けたのは残念だけど、思ったよりいい試合ができた。1週間ぶりに卓球をしたので…」と振り返った。

 前日(3日)の夜まで欠場を考えていたが、この日の朝になって出場を決めた。決断の背景には全日本女王としての責任感があった。「いろんな方が見に来てくださるので、少しでもプレーを見てほしいと思った」と話した。

 今後は右肩の状態を見ながら調整し、4月のアジア選手権、5月の世界選手権に臨む。「世界選手権でメダルを獲りたいので、そこに向けて頑張っていきたい」と力を込めていた。

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2017年3月4日のニュース