稀勢の里、3500人前に堂々の雲竜型 住吉大社で4横綱奉納土俵入り

[ 2017年3月4日 17:54 ]

集まった大勢のファンの前を、奉納土俵入りに向かう新横綱稀勢の里関(手前中央)
Photo By 共同

 大相撲春場所(12日初日・エディオンアリーナ大阪)を前に新横綱稀勢の里関、白鵬関、鶴竜関、日馬富士関の4横綱が4日、大阪市住吉区の住吉大社で奉納土俵入りを行い、19年ぶりの日本出身横綱を目当てに昨年より千人多い約3500人が駆け付けた。

 最後に登場した稀勢の里関は堂々とした雲竜型の土俵入りを披露し、4人の中で最も大きな拍手を浴びた。ファンの期待を肌で感じ「神聖な場所で土俵入りができて感激している。千秋楽にいい結果が出るように頑張る」と意気込んだ。

 先場所途中休場の日馬富士関は不知火型の土俵入りを披露し、再起を誓った。新横綱とは新入幕が同時で「稀勢の里とは10代からずっと稽古をしてきた仲だ。同じ横綱となり、これからもいいライバルとして新たに気合が入った」と刺激を受けていた。

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2017年3月4日のニュース