同性愛者へ嫌悪発言　スタウドマイアが謝罪「冗談のつもりだった」

アマーリ・スタウドマイア（ＡＰ）
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　欧州のバスケットボール情報サイト「ユーロフープス・ドット・ネット」は２日、元ＮＢＡニックス選手で現在はイスラエルのプロリーグでプレーするアマーリ・スタウドマイア（３４）の謝罪文を掲載した。以下がその内容。

　「ＬＧＢＴ（同性愛者など性的少数者の総称）の人々に対して不快な発言があったことをお詫びしたい。インタビューで“もしも”という仮定の質問があり、笑いをとるために冗談のつもりでそのような発言をしてしまった。いまはそのことを深く後悔している」。

　ＬＧＢＴの人々を不快にさせたというスタウドマイア。インタビュアーの「もしもチームメートに同性愛者がいたら」という質問にこう答えたのだった。「ロッカールームでは彼らから離れてシャワーを浴び、着替えも見られないように隅の方で済ませるよ。そして、練習場へ向かう道も彼らとは別ルートを使うね」。

　ＮＢＡの現役選手で初めて同性愛者であることを公表したジェーソン・コリンズ氏（３８）は１日に自身のツイッターを更新。「同性愛者を嫌悪するコメントはスポーツ界、もしくは現代社会にそぐわない」とスタウドマイアに不快感を示した。