稀勢 奨菊と共闘「稽古場では対等。力はまだある」

[ 2017年3月4日 05:30 ]

二所ノ関一門の連合稽古で琴奨菊(左)を退け、笑顔の稀勢の里
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 稀勢の里は琴奨菊、玉鷲と連続で24番取って16勝8敗。相手の攻めを受ける形となった序盤は土俵を割る場面が多かったが、「玉鷲に押し込まれて目が覚めた」とスイッチが入ると鋭い踏み込みから前へ出る相撲に変わった。

 琴奨菊とは先場所まで同じ大関だった。今場所は横綱と関脇に変わったが、「稽古場では対等だと思っている。力はまだまだあるし」と捉えている。2日間の連合稽古を総括し「出足のある力士とやれてよかった。体に染みついた」と収穫を口にした。

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