複合団体スプリントで渡部兄弟が銅メダル獲得 

[ 2017年3月4日 05:39 ]

 ノルディックスキーの世界選手権第9日は3日、フィンランドのラハティで行われ、2人一組で競う複合団体スプリントで渡部暁斗、渡部善斗(ともに北野建設)の兄弟で臨んだ日本が3位となり、銅メダルを獲得した。渡部暁は個人ラージヒルの銀に続いて今大会2個目、渡部善は五輪、世界選手権を通じて初のメダル。

 複合の日本勢が兄弟で世界選手権の表彰台に立つのは1995年の団体で金メダルに輝いた双子の荻原健司、次晴以来。

 ドイツが飛躍の2位から逆転して優勝、ヨハネス・ルゼックは今大会の複合4種目全てで金メダルを手にした。日本は前半飛躍(ヒルサイズ=HS130メートル)で3位につけ、トップと18秒差で臨んだ後半距離(15キロ)では中盤までドイツ、ノルウェーなどとの優勝争いに加わった。終盤に遅れたが、オーストリア、フランスとの競り合いを制して3位を確保した。

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2017年3月4日のニュース