「リトルフェデラー」ディミトロフ第1シード討ち!連続金星へ気合

[ 2017年1月8日 05:30 ]

ブリスベン国際   ディミトロフ(ブルガリア)7―6、6―2ラオニッチ(カナダ) ( 2017年1月7日    オーストラリア・ブリスベン )

ラオニッチを下し決勝進出を果たしたディミトロフ
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 ディミトロフが昨年覇者の第1シード、ラオニッチをストレートで下す波乱を演じた。第1セットをタイブレークで制して勢いに乗ると、第2セットは6―2であっさり奪取。「我慢して戦った。サーブもよく読むことができた。凄く順調だった」。過去2勝1敗の相性の良さを発揮した。

 現在は世界17位だが14年にはツアー3勝、ウィンブルドン4強で同8位までになった。片手バックハンドなどのプレースタイルがフェデラーに似ていることから「リトルフェデラー」とも呼ばれ数年前までは錦織とともに新世代のホープといわれた逸材。一時の低迷から復調の兆しを見せている25歳は「(錦織と)昨年(のロジャーズ・カップ準々決勝)は競った試合をしている。チャンスはあると思っている。すべてを出していきたい」と決勝へ向けて気合たっぷりだった。

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2017年1月8日のニュース