帝京大 偉業8連覇へ 岩出監督「厳しさ、激しさ、力強さを持って戦いたい」

[ 2017年1月8日 14:45 ]

帝京大・岩出監督(左)からジャージを受け取る亀井
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 ラグビーの第53回全国大学選手権で前人未踏の8連覇を狙う帝京大が東海大との決勝(9日、東京・秩父宮ラグビー場)を翌日に控えた8日、東京都日野市の大学グラウンドで最終調整を行った。控え部員による“盛り上げ練”やユニット練習の後、全部員が見守る中でメンバー全員がダミーにこん身のタックルをかまして打ち上げ。ジャージー授与式では岩出雅之監督(58)が清めの塩をたっぷり振りかけた赤いジャージーをメンバー一人一人に手渡し「1年間やってきたことが明日は証明される日や!」と訓示した。

 8連覇を達成すれば、新日鉄釜石と神戸製鋼が全国社会人大会と日本選手権でマークした7連覇を超える日本ラグビー界にとっての偉業。岩出監督は「やれることはやってきた。東海大はFWが主体となって力強さを前面に出してくる。我々も負けないで、厳しさ、激しさ、力強さを持って戦いたい」と抱負を述べた。メンバーはプロップ西和磨(3年)、ロック金嶺志(4年)、WTB竹山晃暉(2年)の3人が先発復帰し、ロックでプレーしていた飯野晃司(4年)がフランカーに下がる以外は準決勝と同じ。フランカー亀井亮依主将(4年)は「東海大が勝負してくるのはブレークダウンとスクラムだと思う。どちらが前へ出るかだと思う」と勝負のポイントを指摘した。

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2017年1月8日のニュース