スペイン 連敗のあと3連勝で準々決勝進出

[ 2016年8月16日 16:24 ]

リオデジャネイロ五輪第11日バスケット

(8月15日)
 男子1次リーグB組最後の3試合が行われ、スペインは92―73(前半48―35)でアルゼンチンを下して3勝2敗。連敗のあと3連勝を飾り、B組2位で準々決勝に進出した。開始早々で0―8とされたものの、23得点のルディー・フェルナンデス(31)、19得点13リバウンドのパウ・ガソル(36)の両ベテランを中心にして反撃。相手のフィールドゴール成功率を35・9%に抑え込んで勝利を収めた。スペインは準々決勝で08年ロンドン五輪と同じフランス(A組3位)と対戦する。

 一方、アルゼンチンは3勝2敗ながらB組4位が確定。04年アテネ五輪準決勝で89―81で勝っている米国(A組1位)と準々決勝で対戦するが、スペイン戦の内容が今ひとつだっただけに、主要大会50連勝中の米国を倒すには全選手の奮起が必要になるだろう。

 五輪直前の最終予選を勝ち上がってきた同士の対戦は、クロアチアが90―81(前半47―41)でセルビアを退けて3勝2敗。同一勝ち点で4チームが並んだが、当該国同士の試合での得失点差で上回ってB組の1位が確定した。1次リーグと成績と準々決勝のカードは以下の通り。

 ▼A組=(1)米国(5勝)(2)オーストラリア(4勝1敗)(3)フランス(3勝2敗)(4)セルビア(2勝3敗)(5)ベネズエラ(1勝4敗)(6)中国(5敗)

 ▼B組=(1)クロアチア(3勝2敗)(2)スペイン(3勝2敗)(3)リトアニア(3勝2敗)(4)アルゼンチン(3勝2敗)(5)ブラジル(2勝3敗)(6)ナイジェリア(1勝4敗)

 <準々決勝(17日)のカード>

オーストラリア―リトアニア、スペイン―フランス、米国―アルゼンチン

、クロアチア―セルビア。

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2016年8月16日のニュース