鍛えた足でメダル圏内入った 井村監督「強い足動かせるのは成果」

[ 2016年8月16日 01:20 ]

シンクロ・デュエット テクニカルルーティンで演技を終えた乾(右)と三井をねぎらう井村監督(中央)

シンクロナイズドスイミング デュエットTR

(8月15日)
 鍛え上げた足でメダル圏内に踏みとどまった。

 予選を3位通過し16日(日本時間17日)の決勝に臨む日本の乾友紀子(25=井村シンクロク)三井梨紗子(22=東京シンクロク)組について、井村雅代監督は「丈夫な足でしょうね。弱々しさがあまり見えない」と、足を力強く動かせるようになったことを要因として挙げた。

 「オリンピックの舞台で強い足を怖がらずに躊躇(ちゅうちょ)せずに動かせるようになったのは成果、成長だと思います」と評価。

 2人は井村監督の目から見ても認められるレベルになったか問われると「5月くらいまでは人がいないから2人でやっているのかなと思ったけど。でも今のもきのうの演技も日本の代表と言っていいでしょう、そこまで成長していると思います」と合格点を出した。

 決勝は再びFRを行い、この日のTRの93・1214点との合計で優勝を争う。TRではロシア、中国、ウクライナに次ぐ4位につけている。

 日本はシンクロナイズドスイミングが採用された1984年ロサンゼルス大会から続けてメダルを獲得してきたが、前回のロンドン大会で初めて表彰台を逃した。

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