CAS 露ドーピング問題で参加取り消しのクリシナ出場認める

[ 2016年8月16日 05:30 ]

 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は15日、ロシアの国ぐるみのドーピング問題でリオデジャネイロ五輪の参加資格を取り消した国際陸連の決定を不服とした女子走り幅跳びのダリア・クリシナ(25)の訴えを認め出場を容認する裁定を下したと発表した。

 女子走り幅跳び予選は16日(日本時間17日午前)に行われる。国際陸連はクリシナの個人資格でのリオ五輪参加は認めていたが、13日に一転、特例措置の取り下げを公表。五輪を含む国際大会への出場資格を停止すると明らかにしたばかりだった。CASは同選手が米国を拠点として定期的にドーピング検査を受け個人資格での出場条件を満たしていると判断。「リオ五輪の参加資格を維持する」と結論付けた。

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2016年8月16日のニュース