柔道日本代表、リオから帰国 井上康生監督「一生の宝」

[ 2016年8月16日 05:30 ]

メダルを手に笑顔を見せる(左から)ベイカー茉秋、大野将平、田知本遥

リオデジャネイロ五輪柔道

 リオ五輪で金3個を含む過去最多のメダル12個を獲得した柔道日本代表が成田空港着の航空機で帰国し、会見に臨んだ。

 全7階級でメダル獲得の快挙となった男子を率いた井上康生監督は「選手が死力を尽くして一つにまとまってくれた。私にとっても一生の宝」と総括した。早くも視線は4年後の東京に向けられており「もう一度、気を引き締めて頑張る。どういう形でも、少しでも貢献したい」と監督続投に意欲を示した。一方で女子の南條充寿監督は「少し休ませてほしい」と考えを保留。チームリーダーを務めた全柔連の木村昌彦強化副委員長も「次(の監督)うんぬんは全く考えていない」と話した。

 メダリスト12人も会見に出席し、男子73キロ級金メダルの大野将平(旭化成)は「人間として男として成長させてくれた。感謝でいっぱい」と井上監督に謝意を表した。

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2016年8月16日のニュース