さくら 3戦ぶり予選突破「考えずにできたのが良かったのかな」

[ 2016年7月3日 05:30 ]

米女子ゴルフツアーポートランド・クラシック 第2日

(7月1日 米オレゴン州ポートランド コロンビアエッジウオーターCC=6476ヤード、パー72)
 26位から出た横峯さくら(30=サントリー)が3バーディー、1ボギーの70で回り、通算3アンダーの141で18位に浮上した。5位から出た上原彩子(32=モスフードサービス)は74と落とし、通算2アンダーで26位に後退した。70の宮里美香(26=NTTぷらら)が通算イーブンパーの51位、69の宮里藍(31=サントリー)が通算1オーバーの62位と日本勢は全員が予選を通過した。ブルック・ヘンダーソン(18=カナダ)とスサン・ペテルセン(35=ノルウェー)が通算11アンダーで首位に並んだ。

 直近2試合で予選落ちと苦しんできた横峯が日本勢トップで3試合ぶりの予選通過を決めた。出だしの10番のボギーにも動じず、「体調が悪いので、あまり考えずにできたのが良かったのかな。悪い中でもアンダーパーだったので良かったと思う」という無心のゴルフが好成績につながった。

 気温の上昇とともにグリーンは乾いて硬くなったが、自分のリズムを維持した。17番で7メートルのバーディーパットを沈め、後半でも7番パー5は2オンに成功してバーディーを奪うなどスコアを2つ伸ばした。 

 上位が伸ばして首位とは8打差に開いたものの、今季初のトップ10は十分に狙える位置だ。「久しぶりに予選を通って、あと2日できる。第3ラウンドもアンダーパーで回れるように頑張りたい」と意気込んだ。

続きを表示

2016年7月3日のニュース