松山「気持ち切れた」ダボダボダボ…51位後退

[ 2016年7月3日 05:30 ]

第2ラウンド、通算9オーバーで51位に後退した松山英樹

世界ゴルフ選手権シリーズブリヂストン招待第2日

(7月1日 米オハイオ州アクロン ファイアストーンCC=7400ヤード、パー70)
 18位から出た松山英樹(24=LEXUS)は2バーディー、5ボギー、3ダブルボギーの79と崩れ通算9オーバー、149で51位に大きく後退した。74の松村道央(32=吉野電化工業)は通算13オーバーで56位、78の塚田陽亮(31=ホクト)は通算16オーバーの58位。今大会は出場61人で、予選落ちはない。世界ランキング1位のジェーソン・デー(28=オーストラリア)が69と伸ばし、通算4アンダーで首位に立った。

 前日とは別人だった。松山は出だしの1番で3パット、2番は右のカラーからパターで寄せきれず実質3パット、3番は手前ラフからアプローチが寄らず3連続ボギーと苦しいスタート。「昨日良かったショートゲームが今日はうまくいかなかった」と肩を落とした。

 8、9番では1Wをそれぞれ368ヤード、348ヤードも飛ばしてツアー屈指の飛距離を誇る同組のバッバ・ワトソンをアウトドライブし「気持ちいいですねぇ」とショットには手応えを得ていた。だが、後半の13番パー4でフェアウエーからの第2打を右ラフに入れると、次もグリーンに届かないミス。4オン2パットのダブルボギーで「気持ちが切れてしまった」という。その言葉通り14、18番もダブルボギーを叩くなど小技を修正できず、後半は42打を要した。

 大会は予選落ちがなく、実戦の中で修正点を見つけるしかない。「残り2日間で良いきっかけをつかめるように。アンダーパーで回りたい」と気持ちを切り替えていた。

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2016年7月3日のニュース