稀勢の里、30歳の誕生日 嫁取りは「まだまだ」

[ 2016年7月3日 14:58 ]

30歳の誕生日を迎え、報道陣から贈られたケーキを手にする大関稀勢の里

 大相撲名古屋場所(10日初日・愛知県体育館)で綱とりに挑む大関稀勢の里が3日、節目の30歳の誕生日を迎えた。「10代以上にどんどん元気になっている。気持ちよく四股も踏めている」と意気盛んだった。

 愛知県長久手市の田子ノ浦部屋での朝稽古後には、報道陣から初優勝し、賜杯を抱く姿が描かれたケーキがプレゼントされた。「何とか、この絵のようになれるように頑張りたい」と、1週間後の初日に向け闘志を高める。

 嫁取りについて聞かれると「まだまだ」と笑い飛ばし、欲しいものも特にないという大関。15歳で入門し、大きな期待を背負いながら努力を重ねてきた。「必死こいてやってきたから、今につながった。納得のいく人生を過ごしたい」と全力で土俵に集中する構えだ。

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2016年7月3日のニュース