錦織、2度の雨天中断「集中力を保つのが難しかった」も貫録勝利

[ 2016年7月3日 00:26 ]

男子シングルスでアンドレイ・クズネツォフ(左)に勝ち4回戦進出を決めた錦織圭(共同)

ウィンブルドン選手権第6日、男子シングルス3回戦 錦織7―5、6―3、7―5クズネツォフ

(7月2日 オールイングランド・クラブ)
 錦織圭(26=日清食品)は、今年の全豪オープンで16強入りするなど近年着実に実力をつけてきた世界ランキング42位のアンドレイ・クズネツォフ(25=ロシア)に実力の違いを見せつけ勝利。2年ぶりの16強へと駒を進めた。

 2度の降雨中断で4時間半を越える試合となり「やりにくかった。久しぶりに(コートに)出たり入ったりを繰り返したので、集中力を保つのが難しかった」と率直な感想。それでもストレート勝ちの圧勝に「ストロークの調子が良く、自分から打っていけた」と納得の表情を見せた。

 2回戦に続き、この日も前日に予定されていた試合が雨天延期。「今週は雨が多いので、コンディションを維持するのが難しい」としながらも、「休めたのは大きかった」とポジティブにとらえた。

 4回戦の相手は2014年の全米オープン決勝でストレートを負け喫したマリン・チリッチ(27=クロアチア)。「ここまで来れたので、次は強敵ですけど頑張ります」と、自身初のベスト8に意気込んだ。

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2016年7月3日のニュース