錦織、戦後最高・松岡修造のベスト8まであと1勝

[ 2016年7月3日 05:30 ]

ウィンブルドン男子シングルス3回戦でクズネツォフと対戦した錦織(AP)

ウィンブルドン選手権男子シングルス3回戦 錦織7―5、6―3、7―5クズネツォフ

(7月2日 英ロンドン・オールイングランド・クラブ)
 錦織はウィンブルドンで2年ぶり2度目の4回戦進出。日本勢のウィンブルドン最高成績はベスト4で1920年の清水善造(AL準優勝は現行のベスト4に相当)と32、33年の佐藤次郎が記録している。錦織はあと1勝で、戦後最高だった95年の松岡修造のベスト8に21年ぶりに肩を並べる。

 ≪錦織のウィンブルドン4回戦進出≫2年前の14年大会で一度だけ記録。1、2回戦をストレート勝ちし、3回戦では世界132位のボレリ(イタリア)と初対戦。雨天で試合が遅れ、最終セットの3―3となった時点で日没順延に。大会休養日の日曜日を挟み、月曜日の試合再開をわずか18分で制して初の16強入りを決めた。試合開始からでは40時間に及ぶ長期戦に「この2日間の苦しみがあったから素直にうれしかった」とニッコリ。4回戦はラオニッチ(カナダ)に敗れた。

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2016年7月3日のニュース