号泣の田児 自責の念語る「巻き込んだのは僕。桃田にもう一度チャンスを」

[ 2016年4月8日 16:09 ]

違法カジノ店でバカラ賭博をしていたことが分かった田児(左)と桃田

 違法カジノ店に出入りしバカラ賭博をしていたことが判明したバドミントン男子の桃田賢斗(21)と12年ロンドン五輪代表の田児賢一(26)=ともにNTT東日本=が8日、都内で記者会見を行った。田児は「(違法行為を)止める責任があった。巻き込んだのは僕」と号泣し「もう一度桃田にチャンスを与えてやってほしい」と訴えた。

 田児は2014年10月から、60回程度で1000万円負け、、桃田は田児の紹介を受けて賭博に手を染め「6回程度。1回で10万円くらい持って行きました。トータルは50万円負けくらいです」と答えた。

 違法行為を止める人間はいなかったのか。記者からの質問に田児は「本来なら(年長者の)自分が止めないといけない立場で、そういう責任があった」と話すと号泣。「桃田や後輩を巻き込んだのは僕なので」と涙をぬぐうと「桃田を止められなかったのは申し訳なく思う」。最後は「もう一度桃田にチャンスを与えてやってほしい」と涙ながらに訴えた。

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