桃田、巨人の野球賭博報道見て「怖くなって誰にも言えなかった」

[ 2016年4月8日 16:29 ]

会見で涙を流しながら謝罪する田児(左)と桃田

 違法カジノ店に出入りしバカラ賭博をしていたことが判明したバドミントン男子の桃田賢斗(21)と12年ロンドン五輪代表の田児賢一(26)=ともにNTT東日本=が8日、都内で記者会見を行った。

 15年から巨人の野球賭博問題が報じられていたが、報道を見たときの気持ちについて聞かれると田児は「野球賭博の報道を見て、自分がやっていることが公になったらどうしようという気持ちがあった」と答え、桃田は「ひとごとではないなと思った。契約解除されたという報道を見てからは怖くなって誰にも言えなかった」と打ち明けた。

 両選手は東京・錦糸町の違法カジノ店で賭博をしていたことが7日に判明。2人はマレーシアでの国際大会に出場していたが田児は5日の予選で敗退、桃田は6日の1回戦を突破したものの2回戦は棄権して、7日の早朝にともに緊急帰国。2人が所属するNTT東日本本社で聞き取り調査を受け、違法カジノ店で賭博をしたことを認めた。

続きを表示

この記事のフォト

2016年4月8日のニュース