御嶽海、地元巡業で稀勢に胸借りる「いい経験になった」

[ 2016年4月8日 05:30 ]

 大相撲春巡業が長野県松本市で行われ、地元出身の幕内・御嶽海が朝稽古で初めて大関・稀勢の里の胸を借りた。

 幕内・貴ノ岩と稽古をこなした直後に大関から直接指名を受け、苦しそうに何度も倒れ込みながらも、地元の大観衆の声援を受けながら懸命にぶつかった。「すごく重くて苦しかったが、いい経験になった」と充実の表情。春場所で10勝5敗の好成績を挙げ、来場所は自己最高位となることが有力。「壁はあると思うが、その壁を破って勝ち越したい」とさらなる成長を誓った。

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2016年4月8日のニュース