遠征は全て自身で手続き 専任コーチの多い欧州とは環境差

[ 2016年4月8日 10:30 ]

バーベルを使ってトレーニングする岩渕
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パラ卓球期待の早大生・岩渕幸洋

 岩渕が属するクラス9のリオ・パラ出場選手は世界ランクの上位16人。各地で開催される国際大会ごとにポイントが決められ、今年1月1日のランクに基づいて出場選手が発表された。日本には専任のコーチが少なく、海外遠征の時は現地への移動、宿泊から監督会議まで選手自身が行わなくてはならず、一足先にプロ化が進み、指導者も多い欧州との環境の差は歴然としている。当然レベル的にも欧州が高く、岩渕がメダルを獲るには欧州勢とどう戦うかがポイントとなる。

 中国勢が強いのは五輪と同じで、12年のロンドン大会でも中国選手が金メダルを獲得しており、中国対策も必須だ。

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2016年4月8日のニュース