後継者見つからず…貴乃花一門の常盤山親方が千賀ノ浦部屋継承

[ 2016年4月8日 05:30 ]

 10日に日本相撲協会定年の65歳となる千賀ノ浦親方(元関脇・舛田山)は、自身の部屋の継承者に常盤山親方(55=元小結・隆三杉、貴乃花部屋)が決定したと明言した。8日にも協会から正式発表される。

 千賀ノ浦部屋は所属する出羽海一門で継承者が見つからず、貴乃花一門の親方が引き継ぐ異例の形式となった。部屋の名称は変わらず、千賀ノ浦親方は70歳まで相撲協会に在籍する再雇用制度を利用し「常盤山」に名跡を変更予定。同部屋は04年9月に設立され、現在は元幕内・舛ノ山ら力士12人が在籍する。常盤山親方は元横綱初代若乃花の二子山部屋で育ち、押し相撲で幕内在位通算71場所。1995年九州場所限りで引退した。

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2016年4月8日のニュース