「下町ボブスレー」五輪採用ならず 推進委GM「目の前真っ暗」

[ 2015年11月18日 20:00 ]

 東京都大田区の町工場中心に国産そりを開発する「下町ボブスレー」のプロジェクト推進委員会は18日、日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟から2018年平昌冬季五輪ではドイツ製を使うため不採用と通知されたことを発表した。

 同連盟は今月中旬にドイツで15~16年シーズンから日本代表が使用するそりの選考テストを行った。タイム、操作性などにより下町ボブスレーの採用を見送った。五輪用は来年製作する予定で、今回は研究開発用だったとした推進委の細貝淳一ゼネラルマネジャー(GM)は「目の前が真っ暗になった。がっかりしている」と話した。

 14年ソチ五輪でも採用されなかったが、同GMは「ここで諦めてはいけない」と述べ、今後も五輪に向けて開発を進め、中南米など海外に採用を働き掛けるとした。

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2015年11月18日のニュース