オールブラックスのレジェンド ロムー氏死去、40歳の若さで…

[ 2015年11月18日 10:37 ]

ラグビー元ニュージーランド代表のロムー氏=1995年6月撮影

 ラグビーの元ニュージーランド代表で快足WTBとして活躍したジョナ・ロムー氏が18日、同国のオークランドで死去した。40歳だった。AP通信などが伝えた。

 ロムー氏は1994年、19歳でオールブラックスに選ばれると、95、99年のワールドカップ(W杯)に出場。身長1メートル96、体重100キロ超の巨体を生かしたパワーと俊足で95年大会では7トライを挙げたが、チームは決勝で南アフリカに敗れて準優勝に終わった。テストマッチは通算63試合に出場し、37トライを記録。W杯で挙げた通算15トライは個人歴代最多。今年のW杯イングランド大会で南アフリカのWTBハバナが5トライを挙げ、最多記録に並んだ。

 95年にネフローゼ症候群との診断を受けて以降も選手として活躍したが、代表からは2002年に引退。03年に腎臓の機能が悪化し、翌年に腎臓移植を受けて05年に復帰したが、けがに悩まされ07年に選手としてのキャリアを終えた。

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2015年11月18日のニュース