瀬戸“リオ戦闘服”にご満悦 共同開発「自分にプラスになる」

[ 2015年11月18日 05:30 ]

新水着発表会で脚を長く見せようとつま先立ちする瀬戸(右)を見て大笑いする立石(左)と入江

 “五輪水着”が完成した。競泳男子400メートル個人メドレーでリオデジャネイロ五輪代表が内定している瀬戸大也(21=JSS毛呂山)が17日、都内でアドバイザリー契約を結ぶ「アリーナ」の新水着発表会に出席。開発に関わり「水着は自分にプラスになる武器なので、開発に携われてうれしい」と話した。

 筑波大とデサント社が共同開発した“戦闘服”は、ウエストから太腿にかけて伸長応力の高いテープを配置することでキックを効果的にサポート。股関節の動きを助け、臀(でん)部を引き上げる機能があり、テストではドルフィンキックによる速度が平均で2・4%アップした。

 「楽に無理なくキックが打てる」と瀬戸。水着にはホールド感の強いタイプと動かしやすいタイプの2種類あり、「2つを使い分けて五輪までに決めたい」と実戦を通し、勝負水着を決める方針だ。

 世界選手権後、瀬戸は両かかとにできた余分な骨を手術で除去。20日からの都内での記録会が復帰レースとなる。200メートル、400メートル個人メドレーに出場予定で、ライバル萩野公介(21=東洋大)も出場する。「まだ状態は2、3割。五輪前、公介とのレースも多くはないので良いイメージをつくりたい」と話した。

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2015年11月18日のニュース