白鵬 11連勝!一瞬ヒヤリも稀勢一蹴 日馬が1敗で追う

[ 2015年11月18日 18:05 ]

<大相撲九州場所>稀勢の里をはたき込みで下す白鵬

 大相撲九州場所11日目は18日、福岡国際センターで行われ、ただ一人全勝の横綱白鵬は大関稀勢の里をはたき込みで破り、11連勝。単独トップを守った。前日10日目の栃煌山との一戦では2度の猫だましを繰り出し、協会幹部からは「前代未聞」などの苦言が挙がったが、この日は奇襲はなし。立ち合いからぶつかり合うと、体が泳いでヒヤリとする場面もあったが、落ち着いて張り手からはたき込み全勝をキープした。

 他の2横綱は、日馬富士は栃煌山を押し出して1敗を死守。鶴竜は大関琴奨菊を肩すかしで破り7勝4敗とした。

 稀勢の里は3敗目、琴奨菊は4敗としたほか、他の大関陣は照ノ富士は嘉風を小手投げで破り6勝目、カド番の豪栄道は取り直しの末、逸ノ城に突き落としで敗れて5敗目を喫した。

 平幕では松鳳山が魁聖をすくい投げで下し2敗をキープ、高安は勢に押し出しで敗れ3敗に後退した。

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