ウォリアーズ開幕12連勝!リーグ記録にあと3

[ 2015年11月18日 17:14 ]

ラプターズのラウリー(左)のシュートをブロックするウォリアーズのグリーン(AP)

 NBAは17日に各地で7試合を行い、王者ウォリアーズは地元オークランドでラプターズに115―110(前半63―47)で競り勝って開幕12連勝。1948年のキャピトルズと93年のロケッツが達成しているリーグの開幕連勝記録(15)にあと3と迫ってきた。

 昨季のMVPで今季の得点部門でトップ(平均33・7)に立っているステファン・カリー(27)は両軍最多の37得点をマーク。第2Q途中で一時18点差をリードしながら第4Q残り6分を切って96―98と逆転されたが、このあと着実に得点を重ねて再び試合をひっくり返した。

 ラプターズはデマー・デローザン(26)とカイル・ラウリー(29)がともに28得点を稼いだものの惜敗。開幕5連勝を飾ったもののその後は失速し、7勝5敗となって東地区アトランティック首位の座をセルティクス(6勝4敗)に譲った。

 ティンバーウルブスは敵地マイアミでヒートを103―91(前半45―50)で下して5勝6敗。昨季の新人王、アンドリュー・ウィギンス(20)が24得点をマークしてチームの連敗を4で阻止した。ヒートは6勝4敗。センターのハッサン・ホワイトサイド(26)は22得点14リバウンド10ブロックショットで自身2度目のトリプルダブルを達成したが、苦手のフリースローは9本中7本失敗した。

 ピストンズは地元デトロイトでキャバリアーズに104―99(前半55―56)で勝利を収めて6勝5敗。ティンバーウルブス同様に連敗を4でくい止めた。センターのアンドレ・ドラモンド(22)は25得点18リバウンド。フリースローの成功率が昨季リーグ最下位(38・9%)だったこともあってキャバリアーズは意図的に反則を仕掛けてきたが、ドラモンドは第4Qに5本中4本を成功。“ハック攻撃”を見事にはねのけた。

 キャバリアーズは第4Q2分37秒で87―75とリードしながら逆転負けを喫して8勝3敗。レブロン・ジェームズ(30)は30得点を挙げたものの勝利にはつながらなかった。

 ニックスは地元ニューヨークでホーネッツに102―94(前半46―48)で競り勝って6勝6敗。ドラフト全体4番目に指名したラトビア出身のフォワード、クリスタプス・ポルジンギス(20=2メートル21)が自己最多の29得点と11リバウンドをマークして勝利に貢献した。ホーネッツは5勝6敗。ガードのケンバ・ウォーカー(25)が31得点を稼いだものの敗れ去った。

 <その他の結果>

ウィザーズ(5勝4敗)115―86バックス(5勝6敗)、ネッツ(2勝9敗)90―88ホークス(8勝5敗)、ナゲッツ(6勝5敗)115―98ペリカンズ(1勝10敗)

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