キヤノン、ドローも元日本代表・小野沢 2年ぶりトライ

[ 2015年9月6日 05:30 ]

ラグビーTLプレシーズン第1節D組 キヤノン14―14豊田自動機械

(9月5日 秩父宮)
 ラグビートップリーグのプレシーズンリーグ第1節の7試合が行われ、D組のキヤノンは14―14で豊田自動織機と引き分けた。キヤノンは元日本代表の小野沢宏時(37)が前半34分にトライを決めた。公式戦でのトライはサントリー時代の13年8月30日にNTTコミュニケーションズ戦で記録して以来、2年ぶり。

 キヤノンの小野沢本人いわく「練習試合でもなかった」という2年ぶりのトライ。インゴールに飛び込むと、次々と寄ってきたチームメートに祝福された小野沢は「いつも以上に緊張した。不安を払しょくできた」と笑みを見せた。13年に右膝、右かかと、右股関節など次々に故障。移籍1年目の昨季は1試合の出場にとどまっただけに「この2年で自分の体とも向き合えた」と話した。前回まで3大会連続でW杯に出場したレジェンドは、日本代表に対しても「僕らは信じて待つだけ」と期待した。

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2015年9月6日のニュース