“居反り”の宇良 序ノ口デビュー戦で白星「応用きかせた」

[ 2015年5月11日 09:42 ]

<大相撲・夏場所2日目>寿ノ富士(右)を肩すかしで破り、序ノ口初勝利を飾った宇良

 大相撲夏場所2日目(11日 東京・両国国技館)で、居反りなどの奇手を得意とする宇良(22=木瀬部屋)が序ノ口デビュー戦を白星で飾った。

 寿ノ富士(伊勢ケ浜部屋)に低く当たった宇良は右の差し手で相手の左腕を抱え込んで引き、肩すかしで快勝。「相手の体勢が思っていたより低くて、自分に寄りかかってきたので、応用をきかせた。押しにこだわらず対応できた」と納得の表情だ。

 春場所前の新弟子検査に合格。今場所から名前が載った番付は実家に50枚ほど送ったという。周囲の注目は続くが「目標は5勝2敗。7勝にすると、1つ負けた時に気が抜ける。それ以上勝てればそれでいい」と気負いはなかった。

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