初のパラ参加 男子100で佐藤が日本人最高4位、20年に意欲

[ 2015年5月11日 05:30 ]

セイコーゴールデングランプリ川崎、男子100メートルで力走する(左から)ロンドン・パラリンピック代表の佐藤圭太、春田純、池田樹生

陸上 セイコーゴールデングランプリ川崎

(5月10日 等々力陸上競技場)
 今大会は初めてパラリンピック選手が参加。男子100メートル(T43/T44)では佐藤圭太(中京大クラブ)が12秒08で日本人最高の4位。「タイムはもう少し出てほしかった。中盤以降、義足の力を生かせる走りがしたい」と振り返った。佐藤は15歳でユーイング肉腫になり、右脚の膝下を切断。現在は中京大職員としてフルタイムで働いたあとに週5回、約2~3時間の練習をこなす。「多くの観客の前で走れることがないので、感謝。東京パラリンピックで良い成績を出したい」と話した。

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2015年5月11日のニュース