遼 V狙える3差11位、最終日へ「15番まで必死にやって…」

[ 2015年5月11日 05:30 ]

プレーヤーズ選手権第3ラウンド、5番でバーディーパットを決めギャラリーの声援に応える石川

USPGAツアー プレーヤーズ選手権第3日

(5月9日 米フロリダ州ポンテベドラビーチ TPCソーグラス=7215ヤード、パー72)
 13位から出た石川遼(23=CASIO)は5バーディー、2ボギーの69と伸ばして通算7アンダー、209で11位に浮上した。米ツアー初優勝を目指し、最終日を首位と3打差で迎える。72と伸ばせなかった松山英樹(23=LEXUS)は3アンダーの40位に後退。クリス・カーク(30=米国)が通算10アンダーでトップに立った。

 2日連続60台をマークしたにもかかわらず石川は冷静だった。「スコアはいいけど納得したショット、パットは少なかった」と反省を口にした。

 2番パー5で2オンして初バーディーを奪うなど前半で3つ伸ばした。10番で6メートルのパットを沈めて一時は首位に並んだ。13番と16番で短いパットを外して後退したが、18番パー4では残り160ヤードから9Iでグリーンを捉えてバーディー締め。「18番の第2打は思った通りに打てた。明日につながる」と好感触を得てホールアウトした。

 首位とは3打差。初優勝への意欲を問われると「(最終日の)15番を終えた時に聞いてほしい」と笑顔でかわし「15番まで必死にやって残り3ホールで優勝のチャンスがあればもちろん目指したい」と語気を強めた。

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2015年5月11日のニュース