石川遼は8位、米ツアー初Vならず…ファウラーがPO制し2勝目

[ 2015年5月11日 08:55 ]

プレーヤーズ選手権最終日、14番ホールでバンカーショットを打つ石川(AP)

 USPGAツアーのプレーヤーズ選手権最終日は10日、米フロリダ州ポンテベドラビーチのTPCソーグラス(7215ヤード、パー72)で行われ、首位から3打差の11位から出た石川遼(23=CASIO)は71と伸ばして通算8アンダー、280で8位タイ、米ツアー初優勝はならなかった。

 石川は8番まで全てパーと我慢のプレーとなったが9番ロングでバーディーを奪って折り返した。後半もパープレーを続け、14番ミドルでティーショットを大きく右に外し、第2打をバンカーに入れたが完璧なアプローチで寄せて1パットでパーセーブした。

 15番ミドルでは長めのパーパットが決まらず、この日最初のボギーとしたが、直後の16番ロングでバーディーを奪取。17番ショート、18番ミドルはパーとして4日間全てアンダーパーで終えた。

 40位から出た松山英樹(23=LEXUS)は4バーディー、1ボギーの69と伸ばして通算6アンダー、282で17位タイだった。リッキー・ファウラー(26=米国)が67で回り、通算12アンダーで並んだ3人によるプレーオフを制して優勝、ツアー2勝目を飾った。

 ▼石川遼の話 ショットの感触は良かったが真っすぐいかず、我慢の一日だと思った。前の組のリッキー(ファウラー)を見て、優勝できる(ような)選手のホールアウトする瞬間を見ることができたのは刺激になった。これからが勝負だと思うので、安定したスイングを続けていきたい。

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