伊調「膝の状態5、6割」も復調手応え アジア選手権Vから帰国

[ 2015年5月11日 20:35 ]

帰国し笑顔でアジア選手権の金メダルを手にするレスリング女子の伊調馨

 レスリングのアジア選手権(ドーハ)で右膝のけがから復帰し、女子58キロ級を制した伊調馨(ALSOK)が11日、成田空港に帰国し「膝の状態は5、6割だが、悪化はしなかった。いいタックルもあった」と復調への手応えを口にした。

 膝を負傷した昨年12月の全日本選手権以来の実戦で全3試合に圧勝した。来年のリオデジャネイロ五輪に向けて昨年、63キロ級から転向した伊調は新階級での闘いにも「慣れつつある」と言う。次戦は世界選手権(9月・米ラスベガス)代表選考を兼ねる6月の全日本選抜選手権で「自分のレスリングを追求するのが一番。その中で勝つ」と誓った。

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2015年5月11日のニュース