奥田V、青木エージシュート レジェンド・チャリティー最終日

[ 2015年5月11日 05:30 ]

表彰式で記念撮影を行う(左から)日野実行委員、青木実行委員、プロ優勝の奥田、王実行委員

 病気に苦しむ子供への支援などを目的としたゴルフの「レジェンド・チャリティー・プロアマ」は10日、千葉県佐倉市の麻倉ゴルフ倶楽部で最終日が行われ、プロ部門では奥田靖己(55=ユニテックス)が通算14アンダー、130で優勝した。

 2イーグルを奪って65、逆転で賞金1000万円を獲得した奥田は、大ファンという王貞治ソフトバンク球団会長からトロフィーを贈られ「ゴルフ場の支配人には何とお礼を言っていいか」と喜びを口にした。8日のプロアマ戦後、手違いでクラブが大阪の自宅に送られてしまった。麻倉GCの稲田支配人が車で大阪まで追いかけ、前日9日の一番の飛行機でクラブを発送。奥田のスタートに間に合った。「ゴルフ場のクラブでやる覚悟でしたので涙が出ました」と感激しきりだった。

 ≪青木3度目快挙≫発起人の一人でホストプロの青木が72、今大会3回目のエージシュートを達成した。最終9番、林に入れるピンチをパーでしのいでの記録に「自分で意識してしまった」と苦笑い。病気や被災地の子供支援を掲げた大会も7回目、終了後は同じく発起人の王ソフトバンク球団会長、ミュージシャン日野皓正と会見し「ファンに浸透してきたので、来年はゴルフも前夜祭ももう少し大きくしていきたい」と語った。

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2015年5月11日のニュース