レンジャーズ、２連勝で逆王手　クライダーが２得点の活躍

第１ピリオドに２ゴールを挙げたレンジャーズのクライダー（ＡＰ）

　ＮＨＬは１０日にプレーオフ地区準決勝の２試合を行い、東地区１位のレンジャーズは敵地ワシントンＤＣで４位キャピタルズを４―３で下して３勝３敗。１勝３敗から白星を２つ並べて、勝負を地元ニューヨークで行われる最終第７戦に持ち込んだ。試合は第１Ｐ開始４０秒とこのクオーターの残り１秒にクリス・クライダー（２４）がゴールを決めて２―０。キャピタルズは第３Ｐ１０分３３秒にジョエル・ウォード（３４）のゴールで１点差まで詰め寄ったがあと一歩及ばなかった。

　西地区では１位ダックスが３―２で８位フレームズを退けて４勝１敗。１―２で迎えた第３Ｐの５９秒にマット・ベレスキー（２６）のゴールで追いつき、延長２分２６秒にコーリー・ペリー（２９）がシリーズ制覇を決めるゴールをたたき込んだ。これで西地区決勝は、準決勝（対ワイルド）を４戦全勝で制しているブラックホークスと、今プレーオフ通算８勝１敗と好調のダックスの顔合わせとなった。