新たな歴史つくれた…錦織 準決勝へ「勝てると思い込むことが大事」

[ 2014年9月5日 08:33 ]

男子シングルス準々決勝 ワウリンカと対戦しサーブを放つ錦織圭

テニス全米オープン第10日 男子シングルス準々決勝

(9月3日 ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)
 【錦織に聞く】

 ――日本男子96年ぶりの準決勝進出

 「新たな歴史をつくることができてうれしい。トップ10を2人破ってここまで来られたので自信になる。最終セットはブレークポイントをしのぐので精いっぱい。最後に来たチャンスを決められてうれしかった」

 ――4回戦の疲れは

 「試合を終えて寝たのが午前6時。初めての経験だったし、少し時差ボケのような感じ(笑い)。きのうは体も硬くて大丈夫かと心配だった。きょうは100%ではないけど、試合をするのに十分な軽さはあった」

 ――復帰戦での活躍に驚きは

 「少しはある。この2週間はトレーニングはしていたが、球はほとんど打っていない。試合形式の練習を始めたのも開幕2日前だったので」

 ――チャンコーチの指導について

 「変えた部分がいくつかある。より攻撃的にいくこととコートの中に入っていくこと。技術的にもいくつかのマイナーチェンジをした」

 ――日本の反応は

 「友達はおめでとうと言ってくれているが、米国にいるのであまり分からない。ニュースになっていればうれしい」

 ――準決勝に向けて

 「集中力と、勝てると思い込むことが大事になる。まずは中2日で疲れを取りたい。(切開手術をした右足は)痛みはないのでいけると思う」

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