43歳伊達 ダブルス初4強!相棒ストリコバとの息ピッタリ

[ 2014年9月5日 05:30 ]

女子ダブルス準々決勝でチェコ、中国組に勝利し、ペアのストリコバ(右)と喜ぶクルム伊達

テニス全米オープン第10日 女子ダブルス準々決勝

(9月3日 ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)
 女子ダブルス準々決勝では3日にクルム伊達公子(43=エステティックTBC)、バルボラ・ストリコバ(28=チェコ)組が勝ち、伊達は4大大会で同種目初の準決勝進出を決めた。シングルスで全盛期だった90年代には届かなかったダブルスでの4強だけに、伊達は「私がチャンスをつくって、ストリコバに決めてもらう。彼女は勇気と勝負強さを持っている」と相棒に感謝した。

  ひと回り以上も年齢が離れている2人だが、勝ち気な性格とダブルスを楽しむ気持ちが共通している。第2セットの第10ゲームでは珍しく返球をお見合いして、このセットを落としたが、それでも笑顔が絶えなかった。最終セットも息の合ったプレーが続き、6―3でものにした。

 準決勝ではシングルスで4強入りしたマカロワとベスニナのロシアの第4シードペアが相手。マカロワがダブルスに集中できないようなら勝機が広がるが、伊達は「(マカロワは)関係ないタイプ。自分たちのやるべきことに照準を合わせる」と誓った。

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2014年9月5日のニュース