錦織を称賛 杉山愛さん「充実」伊達はブログで「やったね」

[ 2014年9月5日 05:30 ]

2011年のテニス震災復興イベントでダブルスを組んだ錦織(左)と杉山愛さん

テニス全米オープン第10日 男子シングルス準々決勝

(9月3日 ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)
 日本のテニス史に新たな1ページを加えた錦織の活躍に、関係者から称賛の嵐が起こった。

 かつて日本のトップとして活躍した元プロの神和住純さん(66)は「100年に一人の選手。テニスは1920年代はやっている人も少なく、68年のオープン化(プロ解禁)以降は勝ち続けないと上位にいられない厳しい世界になった。そこでこの成績は素晴らしい」と絶賛した。

 ジュニア時代から錦織を知る女子の元トップ選手、杉山愛さん(39)は「これまでの彼なら4時間の試合を2試合続けてするのはきつかったけど、今は体力も気力も充実している。一試合ずつ階段を上がるようにレベルアップしている」と成長に目を細めた。クルム伊達は「準々決勝、準決勝が体力的にも精神的にも一番きつい。自分をさらにプッシュしていくことが大事」とエールを送ったが、試合後は「錦織くんやったね」とブログを更新した。

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2014年9月5日のニュース