Ｗ杯複合で渡部暁３位　今季３度目の表彰台

　ノルディックスキーのワールドカップ（Ｗ杯）複合は２１日、ドイツのショーナッハで個人第５戦が行われ、渡部暁斗（北野建設）が今季３度目の表彰台となる３位に入った。永井秀昭（岐阜日野自動車）も９位に健闘した。マグヌス・モアン（ノルウェー）が今季初優勝で通算２２勝目を挙げた。

　渡部暁は前半飛躍（ＨＳ１０６メートル、Ｋ点９５メートル）で１１位。トップから５３秒遅れでスタートした後半距離（１０キロ）で中盤以降にトップ争いに加わり、前半２０位のモアンに５秒１差でゴールした。

　渡部善斗（早大）が１５位、前半５位の加藤大平（サッポロノルディックク）は１７位、山元駿（ゴールドウイン）は４１位、渡部剛弘（明大）は４２位だった。

　▽渡部暁斗の話　表彰台に満足している。最後に１人差せたのは良かった。（後半距離は）風も強く、雪もざくざくで難しいレースだった。（共同）