石川、藤田組は敗れる…アジアがリード

[ 2013年12月21日 19:19 ]

第2日、13番でパットを外し悔しがる石川遼

 アジアと欧州の男子ゴルフ団体対抗戦、ロイヤル・トロフィー第2日は21日、中国・広州の九竜湖GCで行われ、2人一組でホールごとにいい方のスコアを採用するフォアボールでアジアは1勝1敗2分けで、得点5―3とリードを保った。

 石川遼、藤田寛之組はトービヨン・オルセン(デンマーク)ベルント・ビースベルガー(オーストリア)組と対戦し、2アンド1で敗れた。前半は石川の4バーディーなどがあってリードしたが、後半はショットがやや不安定で逆転された。

 22日の最終日は個人戦のマッチプレーで争われる。

 ▼石川遼の話 あんまりいいゴルフができなくて残念。リードしたり、されたり、マッチプレーらしい流れの中で、追い付けなかった。最後までぴりぴりした緊張感の中でやることができた。(最終日は)チームの勝利に貢献できるように頑張りたい。

 ▼藤田寛之の話 風が強い中で自分のスイングができなかった。前半は2人がかみ合ったけど、後半はお互いにカバーできず、負けの方に流れを持っていってしまった。体は動いたのでプレーへの影響はなかったが、前夜から喉と頭が痛くなり、薬を飲んだ。

 ▼Y・E・ヤン・アジア主将の話 競った試合が多く、自分の予想した通り差を広げられると思ったが、少し残念。まだリードしているし、最終日にしっかり勝利をつかみたい。

 ▼ホセマリア・オラサバル欧州主将の話 なんとか望みをつなぐことができた。まだ2点を追うが、最終日の序盤でアジアにプレッシャーをかければ逆転できると信じている。(共同)

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