高梨、圧勝で開幕2連勝!通算11勝目/W杯第2戦

[ 2013年12月21日 20:58 ]

高梨沙羅の1回目

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は21日、ドイツのヒンターツァルテンで個人第2戦(HS108メートル、K点95メートル)が行われ、17歳の高梨沙羅(クラレ)が2回とも最長となる101メートル、105メートルを飛び、266・8点で第1戦に続いて優勝し、通算11勝目を挙げた。

 ダニエラ・イラシュコ(オーストリア)が101メートル、99・5メートルの252・4点で2位だった。伊藤有希(土屋ホーム)が95メートル、97・5メートルの236・2点で自己最高の6位に入り、渡瀬あゆみ(アインファーマシーズ)は25位。1回目に小浅星子(ライズ)は37位、岩渕香里(松本大)は40位、山田優梨菜(長野・白馬高)は44位で2回目に進めなかった。

 ▼高梨沙羅の話 1回目に空中とテレマークでミスが出たので2回目に引きずらないようにした。気持ちを切り替えられたのは自信になる。細かいミスはあるのでもっと頑張らないと。

 ▼伊藤有希の話 2回目で順位を上げられたのはよかった。少しずつ良くなってはいるが、ジャンプ全体がつながっていない。レベルアップしないといけない。

 ▼渡瀬あゆみの話 第1戦でつまずいたので、ここで取り返そうと思っていた。1回目はここで一番良かった。まだ六~七割の状態の中でW杯得点(30位以内)を取れたのは自信になる。(共同)

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