女王不在の63キロ級で優勝 渡利「率直にうれしい」

[ 2013年12月21日 20:56 ]

レスリング全日本選手権第1日

(12月21日 東京・代々木第二体育館)
 伊調馨(ALSOK)が59キロ級に下げたことで女王不在となった63キロ級は至学館大の後輩、渡利が頂点に。「一番上にずっとあこがれていた。率直にうれしい」と笑みを浮かべた。

 松江市出身の22歳。伊調には高校時代から胸を借り「ずっと遊ばれていた」と分厚い壁を痛感していた。来年以降は大先輩がどの階級で勝負するか不透明だが、63キロ級は3年後の五輪で存続する。「チャンスが広がった。でも馨先輩が戻ってきたら勝つつもりで練習する」と威勢が良かった。

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2013年12月21日のニュース