高橋、4位発進に悲壮感…フリーは「最後の演技になってもいい」

[ 2013年12月21日 21:33 ]

<全日本フィギュア>SPの演技を終え、渋い表情の高橋
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フィギュアスケート全日本選手権第1日

(12月21日 さいたまスーパーアリーナ)
 序盤のトリプルアクセルで転倒するなど、男子SP4位発進の高橋大輔(27=関大大学院)は厳しい表情。「なかなか難しいところで決められなかったので、それがすごく悔しいですね」とミスに肩を落とした。

 右脛骨(けいこつ)骨挫傷でGPファイナルを欠場。「気持ちで負けないように。なかなか自分の調子が上がらないので、その中で逃げてしまいそうな自分がいるところを強く保つことだけを考えて、今は過ごしているんですけれども。不安や緊張がきょうはすごく出てしまったので、悔しいというか、自分自身に対して情けないですね」と苦しい胸のうちを明かした。

 22日のフリーへの意気込みを問われると「あまりもう考えずに」と苦笑い。「いいイメージだけをつくって、いいことだけを考えて。これで最後の演技になってもいいやと思えるような、それぐらいの気持ちで明日も挑みたいなと思います」と悲壮感をあらわにした。

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