織田、4回転不発で暗転「緊張にのまれた」

[ 2013年12月21日 21:38 ]

SPの演技を終え、さえない表情の織田信成

フィギュアスケート全日本選手権第1日

(12月21日 さいたまスーパーアリーナ)
 SPで大きく出遅れた織田は、ぼうぜんとした表情だった。「緊張にのまれた。ミスしてはいけないと思って意気込みすぎた」と肩を落とし、演技後も「緊張が抜けていない」と漏らすほど。精神面の課題が大一番で露呈した。

 冒頭のミスで全てが暗転した。4回転トーループの踏み切りに失敗して3回転。同じジャンプを繰り返せば規定違反となるため、ルッツ―トーループを2連続3回転で跳べず、3回転―2回転に抑えざるを得なかった。逆転での2大会連続代表入りを信じ、フリーでは「4回転を決めたい」と懸命に前を向いた。

続きを表示

2013年12月21日のニュース