桃子 骨折抱え…3位で来季シードに滑り込みスマイル

[ 2013年11月24日 18:38 ]

 上田が元賞金女王の意地を見せた。肋軟骨(ろくなんこつ)骨折を抱える中、国内シード権獲得へは最低でも単独6位以上が条件と、瀬戸際の状況だった。だが、3位で来季シードに滑り込み「シーズン中盤から、気は張り詰めていた。朝も食事が通らなかった」と涙ぐんだ。

 勝負どころの終盤16、17番で連続バーディー。特にパー3の16番は、ピンにぴたりとつけ、流れを引き寄せた。「ことしはたくさん練習して、何万発と打ってきた」と自負するショットだった。

 来季は日本が主戦場となりそう。この日同組だった森田にも刺激を受けた。「まだまだ勝てるというところもあった。面白いですね」。最後は強気と根性の上田らしい笑顔だった。

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2013年11月24日のニュース