歴代ワースト3位 慶大屈辱の62点差大敗

[ 2013年11月24日 05:30 ]

<慶大・早大>まさかの大敗にうつむく慶大・フィフティーン

関東大学ラグビー 慶大7―69早大

(11月23日 秩父宮)
 12月1日の帝京大戦と合わせ、連勝すれば自力優勝の可能性があった慶大だが、思いもよらぬ惨敗。早慶戦の62点差敗戦は、94年の70点差、02年の69点差に次ぐワースト3位で、就任1年目の和田康二監督は「一言で言って完敗。応援してくれた皆さん、出られなかった部員におわびしたい」と自身を責めた。

 ディフェンスでは2人目のサポートを徹底したが、タックル一発で倒れない相手に立ったままパスをつながれるなど、1対1の局面での劣勢をカバーできず。SO宮川主将(4年)も「フィールドを大きく使うアタックと、ブレークダウンでの強さに圧倒された」。前半40分に1トライを挙げたが、その他のチャンスもことごとくつぶした。

 12月8日に初戦を迎える大学選手権第2ステージの出場は既に決めている。和田監督は「下を向いている場合じゃない」と巻き返しを誓った。

続きを表示

2013年11月24日のニュース