遼スコア伸ばした12位 団体戦は3位キープ

[ 2013年11月24日 05:30 ]

第3ラウンド、4番でギャラリーの声援に応える石川遼。通算1アンダーで12位

男子ゴルフ国・地域別対抗戦W杯第3日

(11月23日 オーストラリア・メルボルン ロイヤル・メルボルンGC=7046ヤード、パー71)
 日本代表の石川遼(22=CASIO)は3バーディー、2ボギーの70で回り、通算1アンダーの12位に浮上した。3バーディー、3ボギーの71だった谷原秀人(35=フリー)は通算3アンダーの6位。2人の合計による国・地域別対抗戦で日本は通算4アンダーの3位。オーストラリアのジェーソン・デー(26)が66の通算9アンダーで首位に浮上し、国・地域別対抗も通算11アンダーでトップに立った。

 朝方の雨がコースコンディションを一変させたが、堅実なゴルフでスコアを伸ばした。今大会自身初のアンダーパーをマークした石川は「思い通りに打てたショットが多かった。悪いプレーはなく我慢できている」とうなずいた。

 14番パー3ではフォローの風を読んで8Iを選択。フルスイングでピン奥1メートルにつけてバーディーを奪った。続く15番パー5でも3メートルをねじ込み、2連続バーディーとした。それでも、最終18番でボギーを叩くなど、短いパットを外したホールもあり「内容的には3、4アンダーでもおかしくなかった」と物足りなさを示した。

 団体戦でも3位をキープ。「(団体戦の)足を引っ張らないよう、変わらずにやりたい」と静かに闘志を燃やした。

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2013年11月24日のニュース