無名選手が48キロ級制す 強化指定選手歴なしの森崎「上がる一方でいきたい」

[ 2013年11月10日 21:28 ]

講道館杯柔道

(11月10日)
 女子48キロ級は伏兵の22歳、森崎が制した。決勝はホープの遠藤宏美(筑波大)に有効を奪われながらも追いつき、最後は送り襟絞めで一本勝ち。「優勝の実感がまだ湧かない」と照れた。

 熊本県八代市の出身。宮崎日大高から鹿屋体大に進み、シニアの強化指定選手には一度も入ったことがないという。全国的には無名ながら足技と寝技を磨き、今月下旬のグランドスラム東京大会代表に選ばれた。初の国際大会に向け「優勝しか目指していない。これからは上がる一方でいきたい」と力強かった。

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2013年11月10日のニュース