小平奈緒は8位 李相花が世界新で開幕2連勝

[ 2013年11月10日 09:31 ]

女子500メートル 37秒61で8位の小平奈緒

 スピードスケートのワールドカップ(W杯)第2戦第2日は9日、カルガリーで行われ、女子500メートルで小平奈緒(相沢病院)は37秒61の8位だった。李相花(韓国)が自身の世界記録を0秒06更新する36秒74で開幕2連勝。辻麻希(開西病院)は37秒88で11位、住吉都(ローソン)は12位、神谷衣理那(毎日元気)は14位だった。

 女子1500メートルの菊池彩花(富士急)は1分56秒55で17位に終わり、格下のBクラスでは田畑真紀(ダイチ)が1分56秒06の3位、高木菜那(日本電産サンキョー)が4位、小平が8位だった。

 男子団体追い抜きはオランダが3分37秒17の世界新記録で制し、中村奨太(ロジネットジャパン)ウィリアムソン師円、一戸誠太郎(ともに山形中央高)が組んだ日本は3分47秒46の11位に終わった。

 ▼小平奈緒の話 第2カーブで去年転んでいることもあり、少し構えてしまった。少しずつ良くはなってきている。体の状態は来週の第2戦に合わせている。

 ▼菊池彩花の話 思ったよりスピードに乗れなかった。少し上体が浮いて、姿勢が高かったことが原因かもしれない。1分55秒台は出したかった。

 ▼辻麻希の話 体の調子からすればもっといけると思ったが、スタートから丁寧に滑りすぎた。手応えはだいぶつかめている。

 ▼田畑真紀の話 練習はもっといい感覚で滑れていたが、レースとなると違った。最低でも1分55秒台中盤は出したかった。

 ▼中村奨太の話 最初のリズムがゆっくりすぎた。もうちょっとテンポ良く入れば、3~4秒は一気に変わる。いい課題が見つかった。

 ▼ウィリアムソン師円の話 緊張すると思ったが、雰囲気にものまれず自分のペースでできた。力は出せたが、まだ足りないところがたくさんある。

 ▼一戸誠太郎の話 緊張はしなかった。わくわくしていた。世界との差は思った以上だった。もっと気持ちを強く持って滑りたい。

 ▼住吉都の話 内容は少し良くなったが、うまく進むことを考えすぎて、ダイナミックさがなかった。また来週に向けて調整したい。(共同)

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2013年11月10日のニュース