昨季の転倒が…小平、後半伸びず「少し構えてしまった」

スピードスケートＷ杯第２戦第２日

（11月9日 カルガリー）
　女子５００メートルの小平は持ち味の後半に伸びず、最後のストレートで同走選手に競り負けた。「第２カーブの入り口で少し構えてしまった」と、昨季転倒したリンクをまだ思い切って滑れない様子だった。

　世界記録を塗り替えた親友の李相花とはこの日、０秒８７の大差がついた。「そこを考えすぎると自分を見失うけど、怖いと思われる存在になれるよう、実力を上げていきたい」と引き締まった表情で語った。（共同）